ブライダルリングをお探しの皆様。ブライダルリングの製造方法が2つあるのはご存知ですか?
1つは鋳造製法(ちゅうぞうせいほう)、もうひとつは鍛造製法(たんぞうせいほう)です。
全く違う製造方法ですが、それぞれのメリットデメリットを理解した上でリングを選ぶことをおすすめします。
それではそれぞれのメリットデメリットをご紹介いたします!
鋳造は、高温で溶かして目的の形に成型する方法です。熱で液体状にまで溶けた金属を、金型に流し込み、冷やし固めます。鋳造に使う型を鋳型(いがた)といい、鋳造によって作られた製品は、鋳物(いもの)と呼びます。鋳造にはいくつかの種類があるので、用途に応じてふさわしい方法を選ぶことも大切です。
・鍛造製法(たんぞうせいほう)
金属の、「叩くことで強度が高まる」という性質を利用したのが、鍛造です。金属は、叩いて内部の空隙をつぶし、結晶の方向を整えることで強度が高まります。金属を叩いて強度を上げることを「鍛える」ということから、鍛造といわれるようになりました。鍛造は、強度が必要な製品に使われる加工方法です。
1:材料を溶融する
材料となる金属を、高温で溶かして液体状にします。
溶湯の表面に浮かんでくる不純物を取り除き、純度を上げます。
2:注湯する
液体状にまで溶けた金属を、型に流し込みます。
鋳型の温度が低いと仕上がった鋳物が欠落する可能性もあるので注意が必要です。
3:冷却して固める
鋳型に流し込んだ金属を冷やし固めます。
完全に固まったら鋳型から取り外し、付着している砂やパリを取り除けば成型完了です。
・鍛造
鍛造には、熱感鍛造と冷感鍛造があります。それぞれの加工工程を見ていきましょう!
【熱感鍛造】
金属を熱して柔らかくすることで成型する熱感鍛造は、常温での加工が難しい鉄の成型に向いているでしょう。複雑な形状や大型部品の成型に使われます。
1:切断
成型する金属を、加工しやすい大きさ・重さになるように切断します。
2:加熱
材料となる金属を加熱炉に入れ、再結晶温度まで昇温します。
3:成型
加熱して柔らかくなった金属を成型します。
鍛造の成型には、ハンマーで叩いて成型する方法と、金型に入れて加圧して成型する方法があります。
【冷感鍛造】
金属を加熱せずに成型する冷感鍛造は、表面の仕上がりがキレイなのが特徴です。精度も高いので、小型部品の加工に向いています。材料として使われる金属は、常温でも加工できる柔らかさの非鉄金属です。
1:切断
成型する金属を、加工しやすい大きさ・重さになるように切断します。
金型ではなく、ハンマーで叩いて成型する場合もあります。
2:成型
切断した金属を金型に入れ、加圧して成型します。
鋳造のメリットとして挙げられるのは、複雑な形状でも、比較的簡単に加工できることです。一度鋳型を作ってしまえば、複雑な形状でも小さな部品でも容易に加工できます。繰り返し使える金型を使う場合は、大量生産も可能です。
・デメリット
鋳造のデメリットは、強度が弱いことでしょう。これは、加工の過程で材料に圧力を加えないので、仕上がった鋳物の内部に応力が残っていることが原因です。
鋳物に厚みを持たせることで、ある程度の強度は保てますが、その分重量は重くなります。
・鍛造製法のメリット
鍛造のメリットは、強度の高さです。強度が高いので、薄い加工も可能です。製品を軽量化できます。加圧することで金属に粘り強さが出るとともに、組織が密になるので内部の欠陥も少なくなるのも特徴の一つです。
鍛造は、使用する型に合わせて材料を用意するので、削り出しによる加工方法と比べると、材料のロスが少ない点もメリットとして挙げられるでしょう。
・デメリット
鍛造のデメリットは、成型に時間がかかる点です。加工に大きな圧力が必要なので、完成までに時間がかかります。
複雑な形状の成型や大量生産にも向きません。型を使うことで、ある程度の形状に対応したり生産量を増やしたりできますが、鋳造に比べるとやや劣ります。
いかがでしたか?ぜひご自分たちにあったブライダルリングを探してみてください!garden和歌山では鋳造製法・鍛造製法のブライダルリングを多数取り揃えております。和歌山エリア品揃えNo.1でさまざまなテイストのブライダルリングをご用意しております!ぜひ一度ご来店くださいませ。

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