garden和歌山 > ブログ > 純国産プラチナを使っている鍛造製法の結婚指輪ブランド『Pilot Bridal』をご紹介!

万年筆やボールペンでお馴染みのパイロットが作っている結婚指輪です!
どういうこと?ってなると思いますが、万年筆で培われた技術を結婚指輪にも生かし、プラチナ999でお作りしておりますのでアレルギー対策もバッチリなんです!作り方も鍛造製法で出来ているのでとても丈夫に出来ています。
今回はそんなパイロットをご紹介いたします!

Pt999で丈夫ってなぜ?

プラチナは硬いし強いというイメージがあると思いますが実はプラチナってとても柔らかい金属なんです。
そのため、指輪などのアクセサリーに純度がほぼ100%のプラチナを使用した場合はキズが付きやすく、変形しやすくなってしまいます。

ですがパイロットはそれを可能にしました。
その技術とは、、、、。

パイロットの素材へのこだわり

1.プラチナとボロンを溶解炉へいれます。
2.真空アーク溶解にてプラチナを溶かしながらボロンをまぜます。

※なぜ真空じゃないといけないのか?
硬度を出すために重要な「ボロン」という素材は、高温化では酸素と反応し酸化してしまうため、大気中での溶解が難しいからです。
プラチナとしっかり混ぜ合わせるためには真空内で細心の注意を払い、溶かし合わせる必要があります。

3.1回溶かしただけでは均一に混ざっていないので、溶かし合わせたプラチナを分割し、並べ替え再度溶かし合わせます。
4.この作業を数回繰り返し、素材を均一にします。
5.硬度の高いプラチナの完成です!

硬度へのこだわり
鍛造製法にすることでより高硬度になります。
上記で出来た延べ棒を何度もローラーで圧力をかけながら薄くしていきます。
薄くなった金属からドーナツ型にくり抜き、抜いた型を曲げ起こして指輪のベースが完成!
ベースに内側から圧力をかけることでも金属が鍛えられ硬度が増します。
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